エージング
ヘッドホンについての日記関連っていうか、
エージングについて書いておこうかと。
ヘッドホン好きの僕としては
新しいヘッドホンを高いお金だして買ったからには、
ぜひやって欲しいことがあるのです。
それは、 エージング。
または、エイジング(ageing)。
直訳的に 『老化する』 って意味で、
この場合 『慣らす』 って感覚で使う。
一般的に音は "金属板" を振動させて耳から入ってくる。
これはオーディオスピーカーにも言えることだけれど、
新品で購入した場合、この金属板が音の振動に
慣れていない状態で出荷されて購入にいたる。
つまり、本来発揮する音となって出てこないのだ。
エージングとは、この金属板を適度に "慣らし" て
本来の音を "鳴らす" ための調整をいう。
人によって個人差はもちろんあるけれど、
音がこもって聴こえたり、奥行きが感じられない、音が固い、
などというのが無くなるくらいは、けっこう分かると思う。
耳が "慣れた" ように思うかもしれないけれど、
エージングをする前と後を比べてみれば、きっと思うはず。
ちなみに僕は、なるべく100時間くらい
エージングをやりたいと気遣っています。
そこから自分で納得するまでエージングする。
仕事に行っている間、寝てる間に "エージングCD" を
リピートさせておく。
音が気になるようなら、毛布かけたりする。
せっかく買ったヘッドホン、ぜひ エージングをして
本来の音で楽しんでもらいたいです。
↓僕も使ってるエージングCD
- アーティスト: Xlo Reference Recordings
- 出版社/メーカー: Reference Recordings
- 発売日: 1996/02/06
- メディア: CD
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聞くジャンルによって音の癖ってつくもの。
高音に慣れすぎたり、っていうように帯域にむらが出る。
だから、何聞いてもバランス良いようにエージングCDで
"エージング" することをオススメします。
今まで気付かなかったボーカルの息遣いなんかが
聴こえてくるかもしれないですよ。