はだしのゲン

今日は64回目の 『原爆の日』 。
まだ戦争が終わってから64年しか経っていない。


でも、自衛隊派遣やら北朝鮮問題やらで
戦争の悲惨さというものは、
日々薄れていっているように感じます。


以前も、 『後世に伝えたい漫画』 というので
個人的に納得できない結果が出てた。
そこで今一度、こんな日だから
振り返ってみたいな、と。


僕がマンガを初めて読んだのは、
小学校 低学年の頃。 たぶん、1年生とか。
それが、マンガ嫌いの親が買ってくれた
はだしのゲン』 なんです。
学校の先生も、ぜひみんなに読ませたい
っつーコトで、学校にも持っていった記憶がある。


その時は、絵が気持ち悪いだなんだ思いながら
読んでいたけれど、小さいながらにして
『戦争はヤバイ』 というのを植えつけられました。
絵が気持ち悪いって言っても、
作者の中沢啓治氏が言うには、
実際はこんなもんじゃないんだと。そりゃそーだろう
これでも読みやすくするために、
やわらかく書いたんだって。





この本と出会ってから20年以上経つけれど
いまだに読み返します。
歳を取るにつれて、読み方や見方も変わっていく。
後世だけじゃなく、大人にもぜひ読んでもらいたい
名作中の名作漫画だ。



〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻

〔コミック版〕はだしのゲン 全10巻



原爆っていうと、昭和ってイメージがある。
こんな僕でも、昭和より平成の方が長く生きてる。
そう思うと、"時代" って、感慨深い。
こないだ一緒にdjした人、平成生まれって言ってたしなぁ。
なんにしても、平和が1番です。



[rakuten:murauchi-dvd:14726485:detail]
これ↑も名作だ。 子供が出来たら見せよう。



ちなみに、ある戦争の模様を撮影した映像がある。
モザイクの無い、本当に悲惨極まりない映像だ。
けっこう有名なので見た人も多いかもしれないけれど、
戦争について考えさせられる。
戦争で得をするのは一部の傲慢な人間であって
ほとんどの人は、ただの犠牲者だ。
たまに、わーわー言ってる
戦争を知らない大人がいるけれど、
これから成長する子供達には、理解してもらいたいな。